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旅行中に自身の性的指向や性自認を開示せず行動するLGBTQ+旅行者が少なくない実態が明らかになった。Booking.comが公表した「Travel Proud Research 2026」(調査期間:2026年2月〜3月)によると、世界19カ国・地域のLGBTQ+旅行者1万3331人を対象とした調査では、旅行中に自己開示している人は3割未満にとどまった。また、出張や宿泊施設選び、現地情報の収集でも、性的指向や性自認による不利益や不快な経験を避けるため、行動や自己表現を調整する傾向が確認された。

背景には、国や地域によってLGBTQ+に関する法制度や社会的受容、家族・宿泊・入国時の扱いが異なる現状があり、旅行先ごとの環境の違いが、旅行者の意思決定や旅行体験にも影響している実態がみられた。

旅行...

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「世界観光ガイド連盟」(WFTGA)の第21回総会「WFTGA2026」が、2026年2月9日〜13日に福岡で開催された。世界47カ国から602名が参加し、そのうち510名が海外から、さらに94%が欧米市場からという、日本のインバウンド業界にとって極めて注目度の高い国際会議となった。

参加者の多くは総会だけでなく、前後のプログラムを含めて約3週間にわたり、九州や西日本に滞在した。彼らは単なる旅行者ではない。日頃から世界各地で旅行者を案内し、旅行商品や観光コンテンツを評価する「旅のプロフェッショナル」である。

筆者はホスト団体である一般社団法人九州通訳・翻訳者・ガイド協会(K-iTG)の常務理事として、誘致活動からツアー造成・実施、広報まで運営に深く関わった。本稿では総...


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訪日客数や消費額が伸びる中で、これからより問われるのは、旅行者が日本滞在中にどのような体験をし、その消費が地域にどう届くのかではないか。その意味で、タビナカはこれからのインバウンドを考えるうえで、ますます重要なテーマになっている。

先日、都内で開催されたTabinaka Summitに参加した。タビナカ、すなわち旅の最中に生まれる体験価値に特化した観光業界イベントで、ツアーオペレーター、体験事業者、行政、OTA、DMOなど多様なプレイヤーが集まった。

ここでは、会場で耳にした議論や事例を踏まえて、筆者自身が考えたことを整理してみたい。

  タビナカへの関心の高まり

会場に足を運んでまず感じたのは、タビナカという領域に対して、思っていた以上に多様な人たちが本気で向...


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日本政府観光局(JNTO)が発表した2026年5月の訪日外国人旅行者数(推計値)は355万9900人で、前年同月比3.6%減だった。中国市場の大幅減少が全体を押し下げ、4月に続き、2カ月連続で前年同月を下回っている。なお、2026年1〜5月累計は1793万6000人となり、前年同期比1.1%減となった。

5月の需要閑散期でも19市場が過去最高、中国減少で全体は伸び悩み

5月は桜シーズンと夏休みシーズンの間にあたり、多くの市場で訪日需要が落ち着く時期とされる。

一部市場では航空便減便の影響が見られた一方、祝日やスクールホリデーによる旅行需要が下支えし、韓国、台湾、米国、マレーシアなど19市場で5月として過去最高を更新した。このうち中東地域...


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「知られざる日本」の魅力を、海外視点で世界へ発信し、旅行事業へと展開する企業がある。山形県を拠点とする「The Hidden Japan」だ。

同社は英語メディアの運営を起点に、現在は訪日外国人向けの旅行事業とプロモーション事業を展開。地域の事業者と連携しながら体験コンテンツを開発し、オーダーメイドツアーやパッケージツアーとして提供している。

地方でインバウンド向けの着地型旅行ビジネスを成立させるには、商品造成だけでなく販路開拓や地域連携を一体的に進める必要があるが、同社はその実践例の一つとして注目されている。

今回は、The Hidden Japan合同会社代表の山科沙織氏に、山形で訪日客向け旅行事業を展開するまでの経緯や、地域と連携した商品づくりについて伺った。

 


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