生きものの「生」だけでなく「死」を直視し、次へと繋ぐ。盛岡市動物公園ZOOMOの獣医師・辻本恒徳さんが、動物の治療や介護を通じて「自然と動物といのち」を問いかける。
ピューマの手術。命を救う最前線園で飼育していたピューマの子が夜間に母親が寝返りをうったときに下敷きになり、歩行異常に。レントゲン撮影により骨折が判明。外科専門獣医とともに消毒と毛刈りをし、金属プレートとネジで整復治療を行なった。 一頭一羽の死を無駄にしない。野生の尊厳を守る、動物医療とは
動物園は、動物を「見る」場所。しかし、裏側の「見えない」場所で、いのちと向き合う人たちがいる。盛岡市動物公園ZOOMOの園長・辻本恒徳(つねのり)さんは、動物園獣医師として40年以上、動物の誕生から病、死まで見続けてきた。...