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昭和のテレビサスペンスを語るとき、「江戸川乱歩の美女シリーズ」はやはり特別だ。
猟奇、幻想、倒錯、そして“美女”という強烈な装置。
江戸川乱歩の世界を、土曜の夜の娯楽として大胆に咀嚼しながら、どこか品のある夢へと仕立ててしまう。
その魔力の中心にいたひとりが、叶和貴子である。
1982年の『天国と地獄の美女 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」』、1983年の『白い素肌の美女 江戸川乱歩の「盲獣」』、そして1987年の『赤い乗馬服の美女 江戸川乱歩の「何者」』。
この3作を並べてみると、叶和貴子が単に“美しい人”ではなく、乱歩の世界に棲む不穏さそのものを体現していたことが、よくわかる。
『天国と地獄の美女』は井上梅次監督・天知茂主演の1982年作、『白い素肌の美女』は長谷和夫監督・天知茂主演の1983年作、そして『赤...


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インド映画と聞いて、まず思い浮かぶのは何だろうか。
華やかなダンス、心を高揚させる音楽、そして感情を一気に運んでいく濃密なドラマ。
もちろん、それはインド映画の大きな魅力だ。

けれど今、インド映画の面白さは、そのイメージだけではとても語りきれないところまで来ている。
世界の観客を叩きのめすような鋭利なジャンル映画もあれば、映画そのものへの愛を静かに、けれど深くすくい取る作品もある。

今回取り上げる『KILL 超覚醒』と『エンドロールのつづき』は、まさにそのことを鮮やかに証明する2本だ。

一本は、走る列車の中で展開する凄絶なサバイバル・アクション。
もう一本は、スクリーンの光に魅せられた少年の目を通して、映画館という魔法の場所を見つめ直す物語。

あまり...


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刑務所映画と聞くと、暴力、脱獄、理不尽な権力との対決――そんな言葉が頭に浮かぶ。
だが、崔洋一監督の『刑務所の中』は、そのイメージをするりと裏切ってくる。

あるのは、事件ではない。
食事があり、作業があり、点呼があり、風呂があり、テレビがあり、正月にはおせちまで出る。
もちろん自由はない。
規律は厳しい。
だが、その不自由のなかに、妙に具体的な“暮らし”がある。

2002年12月7日に公開された『刑務所の中』は、花輪和一の同名コミックを原作に、山﨑努を主演に迎えて映画化された一本だ。
監督は崔洋一。
脚本は崔洋一、鄭義信、中村義洋。上映時間は93分。
原作は花輪和一本人の服役体験をもとにしており、その生々しい実感が映画の隅々にまで行き渡っている。

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映画には、ときどき「この監督は、きっと人間が好きなのだ」と思わされる瞬間がある。

完璧じゃない。むしろ不器用で、情けなくて、欲も見栄もある。
だけど、そんな人間たちが必死に生きている姿を見つめるまなざしに、どこか信頼できるぬくもりがある。
滝田洋二郎監督の作品に触れていると、その感覚が何度もよみがえる。

滝田洋二郎といえば、『おくりびと』を思い浮かべる人も多いだろう。
けれど、その一本だけでこの監督を語ってしまうのは、やはりもったいない。
1993年の『僕らはみんな生きている』、1994年の『熱帯楽園倶楽部』、1999年の『お受験』、2003年の『壬生義士伝』、そして2005年の『阿修羅城の瞳』。
並べてみると、サバイバル・コメディも、家族喜劇も、重厚な時代劇も、伝奇ロマンスも...


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