──2020年、ファッションスタイリスト服部昌孝が服部プロを設立した時、何が始まるのかと話題になりました。そもそも何をする会社ですか?
スタイリストの延長じゃなく「制作会社」をやりたかったんですよ。自分たちの仕事って、映像やCMといった外の領域に行くと、どうしても“お客さん扱い”になる瞬間がありました。それなら最初から自分が責任を持って引っ張って、全体を回したいなと。自分の名前で仕事を取ってきて、みんなに分け与える仕組みを作りたかったんです。そうすれば中抜きもない。
──会社化をしたきっかけは?
単純な話で、スタイリストの仕事が順調に伸びていたからです。僕らは衣装費を立て替えたり、スタジオやロケバスを押さ...